院長のつぶやきブログ

*

昨晩の深酒(?)にもめげず

今日も朝から田町で晶子先生と勉強会です。

img_3879

月1で開催される学際企画さん主催の勉強会は

毎回、大変面白い内容の講演ばかりです。

 

今回のテーマを平たく言うと

結局、かみ合わせや歯並びは、何歳から治すのが正解なの?」って内容です。

 

講演の内容に新味なものは

あまり含まれませんが、

あまたある学説・論文を振り返りつつ

結論としては

やはり「下の前歯4本が出る頃に診断する」

のが、正しいようです。

 

特に印象的だったのが

「下の犬歯(真ん中から3番目)が出てしまうと、下顎の拡大は難しい」

ということと

「一旦拡げた下顎も第2大臼歯まで萠出した永久歯列になると犬歯~犬歯の間が縮む」

ということ。

我々にとっての日常臨床では、いつも見ている現象なのですが

100人、1000人規模で、しっかりと経時的に

データを取って検証するとはっきり分かります。

縮む距離・・・なんと2.4mm!!

2.4mmはお口の中では大きい数字です。

もちろん矯正するしないにかかわらずですから、

「大人になったら、下の前歯が凸凹してきた」

は当たり前のことなのですね~

この自然の摂理に抗って

下の前歯をきれいな歯並びとして維持するには

長い期間(ほぼ一生)

歯並びを維持し支える力(保定力)を

かけ続けることになります。

濱谷歯科では、もちろんいつまでも美しい歯並びを保ってもらいたい、

と願っていますが、、、

これってどうなの?

 

また、もう一つの難問

「日本人の下の前歯は大きくなっている」

という事実。

院長も歯並び相談にいらっしゃる方の

模型を分析しますが

ほぼ全員「下の前歯と上の2番目の歯は大きい」です。

 

このことについても

本日の講師も語られていて

「原因の一つは出生後~生後1年の過栄養ではないか?」

とおっしゃっておられました。

ちょうどその時期に赤ちゃんの顎の中で

その歯は出来始めますからね。

 

また、院長も知らなかった内容としては

「むし歯で神経の治療をした乳歯の、あとから出て来る永久歯は曲がって生えてくる」

ということ。

img_3892

これは、偶然ではなく、ほぼ全部で確認できるそうです。

濱谷歯科でも検証してみます。

理由は簡単です。

神経の治療をした歯は生体にとっては「異物」。

出ようとしたときに「異物」が邪魔するから方向を変えるしかない、

ということです。

また「永久歯胚が感染することを避けるため」という

考え方もあります。

神経の治療後の乳歯は永久歯にとっては

「感染源」でしかないんですね。

 

拡大床をしている場合は

今後、神経の治療をしている乳歯は

早めに抜歯することになるでしょう。

 

いずれにしても「むし歯にしないこと=予防」していくことが

余計な治療を繰り返さない

生体に優しい「唯一の方法」であることに

間違いはないようです。

 

 

 

 

  • 院長ブログ
  • スタッフブログ
  • スタッフ募集中!
  • お仕事体験など開催 イベント情報
  • 院内新聞

ページトップ

WEB診療予約について

こちらからWEB診療予約を行っていただけます。

★初めてのご来院の方
初めて当院へご来院の方は、
下記ボタンよりご予約ください。

★二回目以降のご来院 または
「唾液検査」「口腔がん検診」「訪問歯科診療」
をご希望の方