感染の窓が開いてしまった！

とってもかわいい2歳になったばかりの患者さんが、定期検診にきてくれました✨

しかし残念ながら奥歯2本が虫歯になってしまいました。

虫歯の原因菌であるミュータンス菌は、歯が生え始める6ヶ月頃より、主にお母さんから感染し、1歳7ヶ月頃～2歳7ヶ月頃が最も感染し定着しやすい『感染の窓』といわれる時期です。箸やｽﾌﾟｰﾝを共有することで感染しますが、感染経路を絶つことより、お母さんやご家族が、お口の中をきれいに健康に保つことがとても大切です。

そして、ミュータンス菌を活性化させてしまうのは、主にショ糖です。

2歳の患者さんは、3人兄弟の末っ子！お菓子を食べ始めたのも早く、どうやらミュータンス菌を活動的にさせてしまったことも原因だったようです。

お口はとっても上手に開けてくれ、進行止めのお薬を塗り経過を見守ることとしました。

子供の虫歯予防は、妊娠時期からもう始まっています！お子さんだけでなく、ご家族皆さんで定期検診を受けましょう！虫歯菌が多いのか？少ないのか？自分のお口の状態を知り、予防しておくことで家族の健康を守れます✨

仲井雪絵先生著書『マイナス１歳からはじめる虫歯予防』妊婦さんにおすすめの本です✨